仕事柄認知症の方に接することが多々あります。
その中で、認知症の方に接するときに必要なことは何か?
認知症の方はこのように感じています。
”以前のようにうまくなんでもできなくなってしまった。”
”できなくなって家族に申し訳ない。恥ずかしい。”
認知症の方は分かっているのです。
自分ができなくなったこと。比較的初期の認知症の時は。
”頭がおかしくなった。”とよく認知症の方が言いますが、
頭がおかしくなった=何が何だかわからなくなった
ではないでしょうか?
そんな中周囲の家族はどのように接すればよいか。
”そんなこともできないの!!仕事ができないなら触らないで!余計に時間がかかるから!”
ついつい出てしまう言葉かもしれません。
認知症の方は自分で分かっているができない、さらに怒られているように感じる。
→イライラする。怒る。怒鳴る。
年齢を重ねると頑固になったり、おこりっぽくなったりするものですが、ほんの少し認知症を理解し、接してあげることで
優しい言葉がかけられるのではないでしょうか?
確かに四六時中同じ話をする。理不尽なことで怒鳴られる。財布を盗んだと疑われる。等々とても優しい言葉なんてかけられない!と思われる人もいるかもしれません。
介護サービス(ディサービス・ヘルパーなど)をうまく活用し
なるべく認知要介護を人に頼ることで介護者自身も守る必要があると思います。
サービスを利用し笑顔で認知症の方に接する機会が増えるといいですね。(^_^.)