「生活不活発病」とはなんでしょうか?生活が不活発な状態が続くことによって、心身の機能が衰えてしまう病気です。
要は動かないでずっと寝ていたりすることで身体の機能が低下して動けなくなることなんですね。昔は「廃用症候群」などと言いましたが、このネーミングのほうがわかりやすいですね。(^_^.)
体が動かない不活発な状態から悪循環に陥ってしまうのが怖いですよね。やはり高齢者がそのリスクが高いようです。
この「生活不活発病」ですが、この状況に陥ると心肺機能が低下しすぐ息切れしたり、「起立性低血圧」で急に起きたしたときに立ちくらみがしたりします。
さらに便秘や褥瘡、うつ状態なども症状として現れます。認知症のリスクももちろんあると思います。この病気は環境が原因になる場合や本人の気持ちが原因になる場合があるようで、特にお年寄りは「もう年だから・・」とあきらめムードが引き起こしやすい感じがします。
結局このあきらめムードがすべて行動を妨げているのではないでしょうか?また、環境的にも過剰介護や、外に行きたいが段差や距離があり行けない環境だったり、外に友人がいなかったりという理由が考えられます。やはり、周囲の働きかけが重要ではないでしょうか?(^_^.)