7月16日は「駅弁記念日」~駅弁のルーツは「白木屋」?~
7月16日は「駅弁記念日」です。(^_^.)1885年のこの日に開業した日本鉄道の宇都宮駅で、日本初の駅弁が発売されたそうです。
(ただ、説としてこの宇都宮より早く他の駅で駅弁が発売されていたという説もあるようです。)
★駅弁のルーツは「白木屋」?
色々説がありますが、この白木屋説は宇都宮駅開業当初、宇都宮の旅館「白木屋」が駅で弁当を売ったのが最初だと言われています。
どんなお弁当かというと、ゴマを振りかけた握り飯2個と、たくあんを竹の皮で包んだだけというシンプルなものだったようです。
値段は当時5銭だったようです。明治18年当時の貨幣価値は1円=1万円位とすると、1円は100銭なので大体1銭100円くらいでしょうかね。
そうすると発売当時の駅弁は約500円だったと考えられますね~。妥当なところでしょうか。
★駅弁のルーツその他は?
駅弁の発祥についてはこの他にも、大阪の梅田駅説や兵庫の神戸駅説などもあるようです。
この説に関しては明治10年に起こった「西南戦争」に関係があるようで、9月24日に西郷隆盛が自刃するまでの間、官軍は神戸港から船で兵隊を九州に輸送していました。
大阪駅や神戸駅には派遣途中の兵士が多く、駅弁の需要があったのではないかとする説のようです。
確かに移動中の食事として駅弁の需要があったのかもしれませんね。ただ、この西南戦争が終わると駅弁の需要がなくなってしまった可能性もあり、一時的な需要の為、「宇都宮説」が有力なのかもしれませんね。
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