6月18日は「考古学出発の日 」~発掘調査員になるにはどうするのさ?~
6月18日は「考古学出発の日」です。(^_^.)1877年のこの日、大森貝塚を発見・発掘したアメリカの動物学者、E.S.モース博士が来日したそうです。
6月20日にモース博士が汽車で横浜から新橋へ向かう途中に貝殻が堆積しているのを発見し、まもなく発掘調査が行われたそうです。
これが日本で初めての科学的な発掘調査で、日本の考古学の出発点となったみたいですね。
★大森貝塚の貝塚っていったい何なの?
「この世での役割を終えたあらゆるものを集め、あの世に送り、再びこの世にかえってくることを願った、神聖な場所」というのが答えのようです。
貝塚自体には色々集められていたようです。確かにゴミ捨て場?のような感はありますが、縄文人の物を敬う心がそこに宿っていたと言います。
人間も貝塚に葬られていたらしいので、当然と言えば当然ですね。
★発掘調査員になるにはどうするのさ?
そもそも発掘調査員とは「遺跡の発掘調査を通じて過去を復元する業務を行う職員」のことで、発掘調査員という職員は存在しない様なのですが、学芸員や教育委員会の職員、財団職員などが調査を担当しているそうです。
発掘調査の多くは行政事業の一環として行われるそうです。そして肝心の発掘調査員になるには、大学教員も含めて、考古学を専攻することが必要で、国・都道府県・市町村などで募集される公務員試験を経て採用となるそうです。
結局公務員がする仕事という事でしょうか?倍率も100倍以上ということで100人に1人なれるかどうかなんて!!狭き門ですね。
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