1月7日は「千円札の日」~消えた2千円札の謎~
1月7日は「千円札の日」です。1950年のこの日「1946年の新円切替後初の千円紙幣」が発行されたそうです。
新円切替後?新円切替ってなに?まあ、後で調べましょう。その新円切替後初の千円札の肖像画は聖徳太子らしいですね。
私の物心ついた時は伊藤博文でした。初の千円札は1945年8月に流通開始した日本武尊の肖像のものらしいですが、新円切替により1946年に失効していたそうです。
聖徳太子の千円札は、1965年に伊藤博文の千円札が発行されるまで15年に渡り使用されたんですね。
目次
★新円切替ってなに?
なんで日本は戦後に新円切り替えを行ったのか?それは「インフレーション」が関係しているらしいのです。
インフレーションは必要以上にお金が社会に出回っていること。そうなると需要と供給のバランスが崩れてしまい、物価が上がり続けてしまうらしいのです。
それを防ぐ為の国の伝家の宝刀が「新円切り替え」とのことです。
対策は必要以上出回るお金を回収することなのですが、どうやって回収するかというと、旧紙幣を一度全て預金させることによりお金を一度回収し、世帯主は月3000円、家族は1000円だけのように「新円」によって引き出せるようにするそうです。
なるほど納得です。戦後のインフレーション対策だったのですね。
★お札の人物はどうやって決めるの?
国立印刷局によると「肖像をはじめとするお札の様式は、通貨行政を担当している財務省、発行元の日本銀行、製造元の国立印刷局の三者で協議し、最終的には日本銀行法によって財務大臣が決めることになっています。」とのこと。
要はお偉いさん方が決めるわけですね。でも選考基準は気になりますね。お札の肖像の選び方には、特別な制約は無いようなんですが、以下の理由でだいたい選定されるそうです。
•日本国民が世界に誇れる人物で、教科書に載っているなど、一般によく知られていること。
•偽造防止の目的から、なるべく精密な人物像の写真や絵画を入手できる人物であること。
まあ、一般に知られていることは何となくわかりますが、偽造防止目的に関しては予想がつきませんでしたね。
★消えた二千円札の謎
第26回主要国首脳会議(沖縄サミット)と西暦2000年(ミレニアム)をきっかけとして、1999年(平成11年)に当時の小渕恵三内閣総理大臣の発案で、2000年(平成12年)7月19日に森内閣のもとで発行されたのですが・・・。
消えましたね~ここ何年も二千円札は見かけませんし、触ってもいません。そのはずで2003年から新規製造はストップされているそうです。
え~。なんで?せっかく作ったのに・・・。おそらくその使いにくさがプレミアムのお札にしてしまったのでしょう。自販機も今対応してるのかな?沖縄は結構流通しているみたいですが、なかなか最近は見ませんね。
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