注目イベント~鞍馬の火祭~
★鞍馬の火祭(由岐神社例祭)
平安末期に祭神を、京都御所から鞍馬の里に迎えた様子を再現するお祭りだそうです。
当時は平将門の乱や大地震など、動乱や天変地異が相次ぎました。
940(天慶3)年、世の中の平安を願って、朱雀天皇の詔で御所に祭っていた由岐明神を北方の鞍馬に遷宮することで、北の鎮めとしたそうです。
その際、松明、神道具などを携えた行列は、十町(約1キロ)に及んだとされています。
この行列に感激した鞍馬の住民が由岐明神の霊験と儀式を後世に残そうと伝え、守ってきたそうです。
由岐神社で、篝火に続き、幼児松明、少年松明、青年松明に次々と点火されます。
これらの大松明を担ぎ、武者わらじを履いた里人たちが、火の粉が降る中、「サイレイ、サイリョウ」のかけ声とともに町内を練り歩き、山門前を目指します。
大小の松明が1か所にひしめきあう様子は壮観です。由岐大明神、八所大明神の2基の神輿による渡御などを経て、祭りは終了となります。
★所在地★
〒601 - 1111 京都府京都市左京区鞍馬本町1073
★開催期間★
2016年10月22日 18:00~翌0:00
★開催場所★
京都市 由岐神社、鞍馬一帯
★交通アクセス★
叡山電車「鞍馬駅」から徒歩5分
★料金★
見物無料
★問合せ先★
鞍馬の火祭テレホンサービス 075-741-4511 (9月1日~10月31日)